NHK(放置協会じゃない方)で中国の小学校の現状のドキュメンタリーをやってて、たまたま見てたんですが…。超学力偏重の超競争学校生活が映し出されていて背筋が寒くなりましたヨ。('д')
小学5年の子供たちが、各々の夢を語る風景。
成績の良い子「自分は勉強が出来るので、医者になってたくさんの命を助けます!」
頷いて黙って聞いている先生。
成績の良くない子「あまり成績は良くないけど、一生懸命頑張って医者になりたいと思います!」
ここで先生が皆に対して発言。
先生「医者は人の命を助けるとても大事な仕事です。成績がよくないのに医者になるというのは間違いです。自分の夢を実現する為に今必要な事は何ですか?」
子供たち「勉強です!」
成績の良くない子はおもっきし涙目…。
せせせ、せんせー!( ̄Д ̄;
学級委員の選出、なんと親も参加して投票するそうな。('д')
で、立候補した子供たちが演説するのですが…。
一番成績が良い子「自分は勉強も出来るし、みんなからの信頼も厚いし、自分が適任だと思います!」
…………。('д')
成績が良くない子「成績は良くありませんが、学級委員の仕事を一生懸命頑張るので投票をお願いします!」
そして投票。票は見事に一番成績が良い子に集中。
ほとんど票を得られない成績の良くない子はまたも涙目…。
そして一番成績の良い子の就任演説後、その子の為に予め用意されていたお祝いが運ばれてきて祝福…。
全部演出かYOォー!ヽ(´Д`)ノ
学力第一方針の親に対して不満や不信を募らせている事を感じた先生が、親を交えての討論会みたいなことを企画するのですが…。
子「自分はベストを尽くしている。他の子と比べないで欲しい」
子「もっと自分のことを理解してほしい」
涙ながらに訴える子供たち。
親「点数で比べるなと言うが、点数をつけなければ自分の位置は見えない」
親「社会に出ても点数を付けられ、評価され、悪ければリストラされる」
親「親を失望させるな」
ぐぅの音も出なくなる子供たち…。
タハー (つД`)
ま、かなり裕福層の子供たちが通う学校の話ではありますが、な〜んか学力マンセーないびつな状況を見るに一昔前の日本のような気もしますなぁ…って、さすがにここまで酷くはなかったよなぁ〜。( ̄▽ ̄;ゞ
とにかく子供たちが不憫に思えて仕方なかったっスよ…。