「守秘義務」という規約の重さ
レターライブや各メディアからの情報公開が相次ぎ、いよいよβテストの開始が目前に迫ってきました!
ワクワクが抑えられない反面、この最近のツイッターやロドストで、守秘義務違反と判断せざるを得ない書き込みも散見され、個人的にかなり残念な思いもしています。
嬉しさのあまり浮き足立って「ついポロリ」してしまう気持ちもわからなくもないです。
が、違反は違反です。自ら守秘義務の条項に同意した上で臨んだテストのはずです。
他の人に指摘されたら、または自分でその過ちに気付けたなら、ポロリしてしまった情報を即座に削除しましょう。
守秘義務が念頭にあるのか、遠回しだったり、妙な言い回しをしたり、伏字を使った書き込みも見られますが…。
「見る人が見た時に意味が通じる」状態というのは、既に情報漏洩を犯している状態です。
いくら「αテスト」や「βテスト」と言った主語を省いても、
公開されていないサーバ名の大部分を伏字にしても…。
同じ守秘義務を課されているテスターや開発陣に対し意味が通じる文言(非公開情報)を、一般の方の目に留まる場所に書き込んだ時点でアウトです。
ちょっと本題から外れるかもしれませんが、以前、αテストが実施されている時期に、リークされた情報をこぞって拡散してしまっていた知人に対し苦言を呈したところ、「ある程度の情報漏洩は開発側も見込んでいるでしょ?」と、悪びれるわけでもなく、しれっと開き直られたことがあって、開いた口がふさがらない…といった事もありました。
「守秘義務をきっちり守っているこちらがばかばかしい」とは微塵も思いませんが、こうまで守秘義務を軽んじられる風潮に只々悲しみを覚えました。
そもそも、開発側が「何故守秘義務を課しているか」をちゃんと考えて頂きたいものです。
#その理由はレターライブなどで説明されているはずですが…。
私は仕事柄、自社をはじめ、お客様や関係会社との間で守秘義務の契約(一般には「NDA」、秘密保持契約と言います)を締結する事が良くあるのですが、それを破った場合のペナルティは、解雇や賠償・訴訟に直結する程、とても重いものです。
そういった環境に長年身を置いているので、「守秘義務」というキーワードに過敏に反応しているのかもしれませんが、それでも、この所の「守秘義務が課されるべき情報のだだ漏れっぷり」には辟易しています。
αテストの情報も含め、βテストのフェーズが進めば、情報公開が解禁となる「時限付きの守秘義務契約」です。そのうち話せる日が来るんです。
それまでは、オープンの場で話したい気持ちをグッと抑え、しかるべき場所でのみ情報を交換するようにしましょう。
αやβテストに関する話題をツイートしようとしている時、ロドストやブログで記事をアップしようとしている時、もう一度その文言を見つめ直し、「完全に問題が無い(すでに公開された情報のみである→公式の情報元を即座に引用できる)」事を確信できない場合は、公開をそっと思い留まりましょう。
#「これってグレーかな?」という疑念がほんのわずかでもある場合は、「黒」だと思った方が良いです。
#「グレー」という領域はそもそも存在していません。
これから大いに盛り上がるぜ!ヽ(´▽`)ノ
…って時に、重い内容になってしまいましたが、
新生FF14が楽しみで楽しみで仕方ないひとりのファンとして、
同じ思いであろう皆さんにも考えて頂きたいことを書かせてもらいました。
稚拙な文を最後までお読みいただき、感謝いたします。