303な散財&味わい
▼ Oestricher Lenchen 303 Riesling Spatlese 2004
(オーストリッヒャー・レンヒェン ≫303≪ リースリング・シュペトレーゼ)
ドイツ・ラインガウ地方の白で2004年物。シュプライツァー醸造所。
店の説明札には「究極のシュペトレーゼ、限定品」と書かれていて目を引いた。店員さんに聞いてみると、シュプライツァー醸造所において303エクスレ†を記録した記念に作られた最上級の銘柄で、なかなか手に入らないそうな。シュペトレーゼであるものの、甘さはアウスレーゼに匹敵するかそれ以上との事。
限定品には弱いので、思わず購入。(笑)
この銘柄についてちょっと調べてみたら、あるHPでは「入手できたら幸運」と言われているほど希少性が高いワインみたい。まさに限定品。
で、ドキドキワクワクしながら飲んでみた…。
甘っ!美味っ!!!Σ(@Д@)
いやもう、店員さんの説明通り、シュペトレーゼとは思えない甘さ。一般的なアウスレーゼと比べてもなお甘く感じる。そして何より美味いっ!ヽ(´▽`)ノ
酸味とのバランスはいいものの、わりと甘み寄り。飲み始め、きゅっと酸味は感じるものの、その酸味がすっと抜けて、舌に甘さがしっかり残る感じ。でも、甘ったるいような嫌味は全然ない。なんて言えばいいかな…全体的に重みのある味わい深さというか…なんつーか、巧く表現できん。('д')
つまみに「生ハムとオニオンのサラダ」「キリ&スティック」を用意してたんだけど、つまみ食うとワインの味ががらっと(しかも悪い方向に)変わってしまってショック。orz もう、その後は水で口をゆすいで、ワインだけ飲んでた。(笑)
†エクスレ度:ぶどうの果汁に含まれている糖度。ワイン自体の糖度とは別物。水分1リットルに対して糖分1グラムが「1エクスレ度」。アウスレーゼに用いられるエクスレ度の規定(最低基準)は83〜105エクスレ、最上位のトロッケンベーレンアウスレーゼの規定でも150〜154エクスレなので、303エクスレがどれだけえらく甘いか…というのがわかるハズ。まぁ、今回買ったワインの元が303エクスレなわけじゃないですけど。(笑)