β来るまで何しよう!?<おすすめマンガ編(1)>
「新生FF14のβが来るまで何しよう?」という事で、個人的にオススメのモノを紹介するコーナー、第1回目は「マンガ」です。
わりと最近ですけど、近所の書店で「スタッフおすすめ」のPOPと「試し読み冊子」がふと目について、1話分読んで気に入ったので、2冊の短編集を手にしてレジへ…。
そして自宅に帰って、1編目から思いっきり引き込まれて、一気に2冊読み切り、ふと考えました。
「…この人天才じゃないのか…?」
それが九井諒子さんを最初に知ったきっかけです。
というわけで、超絶オススメの短編集2冊をご紹介!
『竜の学校は山の上 九井諒子作品集』
『九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子』
どちらも短編集になりますので、各々きっちり読み切れます。
特に1冊目の「竜の学校は山の上」は、冒頭でRPGの世界観を題材にした話が3編収録されていますので、FFやDQ好きにはよりオススメかと。
そして10月に発売されたばかりの新刊「竜のかわいい七つの子」に関しては、コミックナタリーにて、カバーの製作過程の紹介と、1編の試し読みがありますので、ぜひぜひご覧ください。
『九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子』カバー製作密着レポート(コミックナタリー)
「魔王討伐後の勇者の行く末」
「猿人(ホモサピエンス)と馬人(ケンタウロス)が同居する現代」
「竜学部がある国内唯一の大学」
「人魚と野球少年」
「狼男症候群に悩む青年と母親の愛」
「超能力一家に招かざる少年探偵」
エトセトラ、えとせとら…
良くありそうな題材ながらこれまで見たこともない切り口だったり、
摩訶不思議な組み合わせながら自然な世界観の構築だったり…。
どの話も本当に良く練り込まれていて、読後は「驚き」「感心」「気持ちよさ」と、様々な感情を同時に感じてしまうような不思議な感覚でした。
とにもかくにも、「九井諒子という人は、類稀なるストーリーテラーである」と感じました。
マンガの好みは人それぞれなので、たとえ私のお気に入りであっても「これ絶対面白いよ!」という感じで人に薦めることはめったにないのですが、この2冊については「もうホント頼むから買って読んでみてください!!」という勢いでオススメしたいです。
それでも「いきなり2冊は…」という方は、初作品集の「竜の学校は山の上」から是非どうぞ!
内容に関してはAmazonのレビューなんかを参照するもの良いですけど、正直、そういった事前知識が無い状態で読んだ方が楽しめる気がします。
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