ドイツワインの飲み方
実はあーちゃんに「ワイン教えて〜! ( ゜∀ ゜)ノシ」と言われたのがきっかけでワインについて(といっても知ってるのはドイツワインのみ)書いてみたんですけど、そういや「種類」や「選ぶポイント」については書いたものの、「飲み方」については語ってないな〜…と気づきまして。('д') てなわけで、その辺についても書いてみようかと。('д')ノ
道具を用意する
意外と見落としがちなのがココ。といっても、最低限必要なワインオープナーとワイングラスがあれば十分なんですが。(笑)
まずこれが無ければ絶対飲めない「ワインオープナー」ですが、代表格は「ソムリエナイフ」ですね。ただ、これ初心者には使い辛いです。んが、多機能なので使い慣れるとかなり便利ですし、なによりカコイイ!!(´∀`)(笑) ちなみに私は、ヘンケルスというドイツのメーカー(包丁やはさみで有名)の、とてもシンプルなデザインのソムリエナイフを愛用しています。
一般的…というか、安物のオープナーとしてはT字のコークスクリューをよく見かけますが、これはお勧めしません。スクリューをねじ込んだ後、引き抜く際に非常に大きな力が必要になるんで、コルク割ったり、勢い良く抜きすぎてワインをこぼしたり…と、失敗しがちです。一番お勧めなのは、ビン口にかぶせてスクリューをねじ込み、てこの原理でコルクを引き抜く「ダブルアクション」タイプのワインオープナーです。これなら、まっすぐねじ込めて「コルクの横からスクリューが飛び出した」「コルクが割れて全部抜けなかった」といった失敗が無くなりますし、何よりてこの原理で引き抜くので力が要りません。
そして「ワイングラス」。ワイングラスはデザインではなくて機能性で選びましょう。大事な点は「形」と「装飾」、そして「透明度」です。まず、形状は「白ワイン用」とされている物がベストです。あと、ワイン自体の色も鑑賞ポイントですので、ワインを注ぐ部分に装飾の無い、シンプルなデザインの物を選びます。そして、無色透明な物を。本当に高級なワイングラスは、透明度が違います。
他に用意したい…というか、あればいいな〜と思う物は、ワインクーラー。そして飲み残しを保存するならバキューマー(ビン内の空気を抜いて栓をする道具)かな。
しっかり冷やす
「ワインは室温で…」といったことを聞いた事があると思いますが、アレは赤ワインの話。しかも、長期熟成された年代物の赤の話で、若くフレッシュな赤ワインは軽く冷やした方がおいしい場合が多いです。そもそも、その「室温」に関しても、ワイン産地が基準の話で、フランスなんか緯度が北海道より北だったりするし、日本ほど多湿ではないので、「室温」という基準そのものが異なるわけですよ…って、あかんあかん、話が赤ワインの方に逸れてしまってるな。('д')ゞ
で、ドイツの白の場合なんですが…。え〜と、がっつり冷やして飲みましょう。('д')ノ これは室温とか、ドイツの気候がどうのこうの…ってのは関係なくて、単に「甘味」に対しての対処法となります。より甘い(=上ランク)ワインになるほど、よ〜く冷やして飲んだ方がよろしいかと。ちゃんと冷えてないと、甘味が必要以上に強まって、酸味とのバランスが崩れてしまうんですよ。だから、ちょっと甘ったるい感じになってしまいます。あと、アルコール感にも影響がでますね〜。ドイツの白は、一般的なワインよりもアルコール度が低め(9度前後が主流。フランスの赤ワインとかは12度前後かな?)なので元々飲みやすいんですが、冷えているとより「シャッキリ感」が際立って飲みやすくなります。
極力飲み切る
ワインの味が落ちる原因として一番大きな要因が「酸化」だと思います。ドイツワインの場合はアルコール度が低めなせいもあって、酸化による劣化が急速に進むんですよね〜。ですから、コルクを抜いたらその日のうちに飲み切るのがベストです。飲み切れなくて保存するなら2〜3日が限度と考えた方がいいです。もう、1週間もたてば「出来の悪いビネガー?('д')」ってな感じになります。(笑) やむを得ず保存する場合は、最初に道具の項で紹介した「バキューマー」を使ってビン内の空気を抜いておけば、ワインに触れ合う酸素濃度が薄まるので、酸化の進行を遅らせることが出来ます。
甘いワインに合う料理・つまみ
甘いワインは「デザートワイン」と呼ばれることがあります。ですんで、甘いデザートが合います。あ、ポテチも意外に合います。(笑) あとは、あっさりした味の料理ですかね〜。あまり濃い味の料理には合わないです。
そして、ワインといえばチーズと生ハム!(´∀`) ただ、チーズなんですが、甘めのワインに合わせるには、こってりしたものより、あっさりしたチーズが合います。クリームチーズやモッツァレラとか。あ、「Kiri&スティック」なんか手軽で美味しいからお勧めデス。まぁ、チーズや生ハムはそのまま食しても良いんですが、できれば簡単に手を加えた方が、よりおいしく食べ&飲めます。お勧めレシピを近いうちに紹介したいですね。(´∀`)ノ
複数本飲む場合
4、5人以上で飲む場合は複数本のワインを用意する場合が多いと思いますが、そういった時はランク別にチョイスする方がいいと思います。例えば、アウスレーゼなりシュペトレーゼなり、同じランクの複数銘柄用意するよりは、カビネットとシュペトレーゼとアウスレーゼを…といったように選んだ方が飲み飽きません。極端な話、同じ銘柄で違うランクを飲み比べる方が面白いです。「同じ銘柄なのにこんなに違うのか!Σ(゜Д゜)」といった感じを受けると思いますよ。(笑)
あと、飲む順番にもセオリーがありまして、赤・白、甘い・辛いの組み合わせで順番が異なります。ドイツの白での組み合わせに限って言えば、より甘いワインを後に飲む…が、セオリー通りの飲み方になります。ただ、セオリーはあくまでセオリー。頑なに守る必要もありませんけどね。(^^;
ラベルを保存する
気に入ったワインのラベルは取っておいてコレクションする…という楽しみ方もあります。「このワイン美味しかったワ〜♪(*´Д`*)」と、思い出に浸るのもよろしいのですが、「もう一度飲みたい!ヽ(`Д´)ノ」と思った時にそのラベルを元に探すことも可能ですので。
自分のスタイルを求めて
まぁ、ココまで紹介したのは、あくまでセオリーであり、かつ私の経験と偏見を織り交ぜてあります。兎にも角にも、色々試してみて「自分スタイル」を見つけて楽しむのが一番でしょうね〜。(´∀`)
…というわけで、とりあえず飲むっ!! いっぱい飲むのよ〜!!ヽ(`Д´)ノ