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ドイツワインのススメ

私もカミさんもワイン好きではありますが、どちらかというと赤は苦手なので、よく白の方を飲んでます。それも、ドイツの白。ドイツの白を選ぶ理由としては、甘くて飲みやすいから。「赤ワインは渋くて…」「辛い酒は苦手…」という向きには、ドイツワインがお勧めです。(´∀`)ノ

白ワインに限って言えば、味の要素としては「甘味」と「酸味」で大別できると思います(特に酸味という要素は、ワインの特徴)。ワインショップでの説明書きも、大体この2点について書かれてる場合が多いので、自分の好みに合わせて選ぶのが良い感じです。私としては、爽やかな甘さと、しっかりした酸味が感じられて、かつ両者のバランスが取れているワインが好みです。そういったワインに出逢えた時の幸福感といったらもう…。(*´Д`*)

で、そういった至福を味わう為の近道としては、まず自分の好みを知ることが大事なので、とにかく色々飲んでみること…ですかね。「格付け」としてのランクは落ちるものの、数百円でも美味しいワインがたくさんあるので、そういったものから試してみるのも手です。慣れないうちはちゃんとしたソムリエさんがいるショップで買った方が良いですかね。そこで自分の好みのタイプのワインでお勧めのものを選んでもらうのが失敗しにくいかと。…とか言いながら、私はあまり選んでもらったことはないのですが。(^▽^;ゞ 新しいワインを試してみる時はいつも、ラベルの美しさと野生の勘と懐具合(笑)で選んでたりします。

ドイツワインの特徴

ドイツの白ワインは、高級なワインになるほど甘くなっていくので、ランクによって甘さが大体想像できます。最高級のものなんかは、甘い…ってよりも甘ったるいです。(笑)

酸味については実際に飲んでみないとわからないかな〜。その辺はショップの説明書きや、店員(orソムリエ)さんからの情報で判断するしかないです。

地域別の特徴

モーゼル・ザール・ルーヴァ地域、ラインガウ地域、ラインヘッセン地域などが有名所なんですが、まぁ、初めのうちは地域にこだわる必要はないかな〜…というか、私自身、地域ごとの違いとか良くわかってません。(笑) けど、買う物はたいていモーゼル・ザール・ルーヴァ(MOSEL-SAAR-RUWER)地域の物です。それを選んで買ってるわけじゃないんですけどね。

ドイツワインの格付け(1)

まず、大まかな格付けとしては次の3つに分かれています。(ドイツのワイン法上は4つに分類されているんですが、たいていの場合は3つで分けて語られる場合が多いです。)

  • DEUTSCHER TAFELWINE:日常ワイン
    ドイツターフェルや、ターフェルワインと読みます。ランクとしては並…というか「非上級」という感じでしょうか。日本ではこのクラスの物はあまり見ないっスね〜。ひとつ上のランクであるQbAでも1,000円しない場合がほとんどなので、輸入するには安すぎて利益が出ないからなのかな?
  • Qualitatwein:(QbA)上級ワイン
    クワリテーツワインと言って、QbA(クー・ベー・アー)と略されます。ドイツの生産量が一番多いクラスだそうです。スーパーやコンビニとかで売られてる安価なドイツワインはたいていこのクラスです。これより上のクラスでは原産地の表示が必須になります。ほんのりとした甘味の物が多いですかね。「あまり甘すぎるのもちょっと…。」という向きにはお勧めです。安いし。(笑)
  • Qualitatwein mit Pradikat:(QmP)称号付き上級ワイン
    クワリテーツワイン・ミート・プレディカートと言って、QmP(クー・エム・ペー)と略されます。原産地の表示と、さらに「称号」が付きます。私が一番飲むのはこのクラス。やはりドイツワインの醍醐味はこのクラスじゃないと味わえないと思っておりますが…まぁ、単に甘い方が好きなだけって話もありマス。(^▽^;ゞ

ドイツワインの格付け(2)

QmPではさらにランク(称号)が分かれます。ランクが上に行くほど甘くなり、かつ、高価になります。とてもわかり易いです。(笑)

  • Kabinett:カビネット
    やや甘口。とはいえ、QbAよりは甘い場合が多いです。
  • Spatlese:シュペトレーゼ
    甘口。銘柄によってはこの辺が甘さと価格でバランスが良い感じかもしれません。(笑)
  • Auslese:アウスレーゼ
    より甘口。私の本命ランクはココ。('д')ノ 実際に出回ってる種類もアウスレーゼが多いようなので、色々選べます。ただ、安くても2,000円台で、物によっては5,000円以上します。まぁ、初めて試すなら安い方でかまわないとは思いますが、たいてい高い方が甘味と酸味のバランスが絶妙で美味しいです。
  • Beerenauslese:ベーレンアウスレーゼ
    極甘口。貴腐ぶどうという、言うなれば腐りかけ(笑)のぶどうも加えて造られるワインです。まぁ、アレですな、バナナと一緒で腐りかけが一番美味い…というか、糖度が高いと。('д')ノ
  • Eiswein:アイスワイン
    極甘口。木に付いた状態で自然半冷凍したぶどうから作られるワインです。冷凍によりぶどうから水分が抜かれ、甘さが凝縮された状態になるので、出来上がるワインも甘くなる…という事らしいです。ベーレンアウスレーゼよりも上のクラスなので糖度は増してるとは思うんですが、使うぶどうの質…というか状態が違うので、こちらの方がさっぱりとした飲み口だと思います。…とはいえ、あくまでベーレンアウスレーゼと比べての話ですが。('д')
  • Trockenbeerenauslese:トロッケンベーレンアウスレーゼ
    超絶ハイパーウルトラ極甘口。貴腐ぶどうのみで造られるワインです。正直、甘ったるいです。('д') 行き付けのワインショップが主催した試飲会で飲んだことがあるんですが、もう、ね、「勘弁してください、許してください!ヽ(´Д`)ノ」ってくらい甘すぎて、グラス飲み干すのとても難儀しました。(笑) でも、クラスが最上級ってこともあって、試飲にもお金取られるくらい高級品だったんですよね…。

ヴィンテージ

ドイツの白の場合は…というか、甘口の白ワイン全般に言えることだと思いますが、「年代物」にこだわる事はないです。というか、むしろ古いワインは危険です。(笑) まぁ、専門店のように光と温度、さらに振動に考慮して保存されている場合はその限りではありませんが。ともあれ、2〜3年前の若いワインでも美味しいので、回転の良いショップで買うのがよろしいかと。

とまぁ、ざっとドイツワインについて紹介してみましたが…。95%以上は単なる受け売りですんで、あとはご自分の舌でお試しください。是非に是非に。(´∀`)ノ

Comments

僕もドイツワインは、好きです。シュプライツァーやカールスミューレがいいですね、辛口ではオーストリア産もお勧めです。ドイツ産で良い辛口を教えてください。

シュプライツァーは「303」しか飲んだことがないですが、本当に美味しかったです。(*´Д`*)
カールスミューレは飲んだことがないので、今度見つけたら試してみたいです。

で、私は甘口専門なので、辛口のワインについては全然なんですよ。(^▽^;ゞ
なもんで、おすすめできるほど良い辛口は知らないです、ごめんなさい。

ドイツの辛口で有名なのはフランケン地域の独特のビンの形をしたやつですかね〜。
良い銘柄まではやっぱり知らないのですけど…。(^▽^;ゞ

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